使い勝手の良いトップケースならCOOCASE(クーケース)がオススメ!クーケース独自の機構を紹介!

COOCASE(クーケース)の写真

使いやすさと耐久性を重視したトップケースブランド

荷物を積載するスペースが限られたバイクの積載量を飛躍的に向上させるトップケース(リアボックス)。

現在様々なメーカーから多種多様な製品が販売されているが、素材やデザインが似ているものも多く、いまいち違いが見いだせない方も多いのではないだろうか。

そうした中でも、多くの独自機能を持ち、個性を確立しているトップケースブランドが「COOCASE(クーケース)」だ。

クーケースは、2006年に創業したシンガポールのメーカー。トップケースメーカーとしては後発となるが、その利を生かして他メーカーの製品を研究し、機能性を高めているのが特徴となっている。

クーケースのBASIC TOPCASE(樹脂製モデル)

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日常の足として便利なスクーターやツーリングを楽しむネイキッドに最適なのが、樹脂素材のトップケースだ。

軽量かつコストに優れるので、はじめてトップケースを利用するユーザーにもおすすめ。クーケースでは、2830364048リットルのサイズを揃えている。

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ここでは、28リットルの容量を持つ「VIVO S28」をサンプルに、クーケース独自の優れた特徴をご紹介したい。

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クーケースBASIC TOPCASE(樹脂製モデル)の独自の特徴5

①鍵を使わずワンプッシュオープン!

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樹脂製トップケースは一般的に、鍵付きバックルを採用しており、開けるときには必ず鍵が必要になる。また、車体から取り外す際にも鍵を使用することになる。

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しかし、クーケースは鍵を「UNLOCK」にしておけば、鍵を使わずにボタン一つでボックスのオープンが可能。 

バイクのキーとトップケースの鍵を同じキーホルダーにまとめている場合でも、バイクの暖気をしながらトップケースの中の物を自由に取り出すことができるので、非常に便利だ。 

出先でバイクから離れる時には、鍵を「LOCK」の位置にすればトップケースの開閉はできなくなるし、車体からの取り外しもできなくなるので、他メーカーと同様の防犯性が確保されている。

②ワンプッシュオープンで上蓋が自動でちょっと持ち上がる! 

クーケースの樹脂製トップケースは、オープンボタンを押すと自動で蓋がちょっと持ち上がり、手をかけやすくなる。

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ウインターグローブをした手でも片手で簡単に蓋を開くことができるので、いちいちグローブを外したり、両手を使う必要も無い。大変便利な機能だ。

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③上蓋の被りしろを大きく取っているので雨水が侵入しづらい!

蓋の被りしろが大きく取られているので、雨水が侵入しづらい構造となっている。

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さらに柔軟性のあるウェザーストリップがケースの縁に密着して密閉性を確保。大切な荷物を安心して収納することができるのだ。

④ダブルの爪(ロック機構)で走行時のふたの開きを抑制

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上蓋のロックは2つの爪を持った構造になっており、走行時の振動や走行風などを受けても蓋が開かないような対策が行われている。

⑤ベースとトップケースの接合部に金属を採用!

ベースとトップケースの接合部は樹脂と金属との接合となっていることが多い。

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しかし、クーケースでは、ベースの爪(突起)をスチールと樹脂の複合構造とすることで金属と金属の接合とし、強度や耐久性を大きく向上させている。

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トップケース側も金属部品を採用。

さらにプラスアルファのクーケースの特徴

荷物の衝撃を和らげるインナーライナーを設定

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インナーライナーを装備しており、中の荷物への衝撃を和らげることができる。

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ケースにジャストサイズなので、ふたを閉じるときに挟み込む心配はないし、中でずれたりしづらい。汚れたら外して洗浄することもできる。

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インナーライナーによってヘルメット表面の傷を防ぐことができる。

アルミ製トップケースにもクーケース独自の特徴が光る!

先に紹介した通り、クーケースの樹脂素材の「BASIC TOPCASE」シリーズは様々な独自の特徴を有し、使い勝手や耐久性の向上が図られている。

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一方、近年アドベンチャーモデル向けとして人気を集めるアルミ製トップケースに関してもやはりクーケース独自の特徴を持っている。

①底面プレートレス構造で軽量化を実現

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他メーカーのアルミトップケースは、多くの場合、ケース底面にベースと接合するプレートを備えている。それが骨格の一部となり強度を向上させているのだが、トップケース重量の増加は避けられない。※写真は他社製トップケース。

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一方、クーケースでは底面の4つの突起をスライドさせてベースに固定する方式を採用しており、プレートを持たないので軽量化に成功している。※写真はクーケース製。

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底面にプレートを持つトップケースの場合、車体からの脱着を繰り返すとアルミが摩耗してガタが出てきてしまうこともある。

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一方のクーケース製は、突起部品が摩耗しても部品を交換できるので末永く使い続けることができるのだ。 

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②剛性と耐久性を確保するため、1.5mm厚のアルミ素材を採用!

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底面のベースプレートを省くことで軽量化を実現する一方、剛性を向上させる目的で一般的なアルミケースより0.5mm厚い1.5mmのアルミ素材を採用。耐久性を高めている。

③ソフトで節度あるロック機構を採用

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トップケースの開閉やベースとの脱着を行うキャッチロック(バックル)にデュポン製ナイロンを採用。ロックを外した時の金属同士が擦れあう音や手に伝わる衝撃を抑えることに成功している。

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④ウェザーストリップを上ぶた内部に装備

多くのアルミ製トップケースはウェザーストリップが外に露出しており、ふたを閉じる際はウェザーストリップを潰してロックすることで、内部に水が侵入しないような構造になっている。

しかし、この方式だとケースを閉じるときにウェザーストリップを潰すような力が必要になるし、ウェザーストリップが直射日光にさらされるため、経年劣化が起きやすくなってしまう。

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クーケースでは、ウェザーストリップを奥まったところにレイアウトしており、直接日光が当たることはない。

また、ウェザーストリップを潰さずに閉じることができるので、力を使わずに片手でロックする事ができる。

⑤インナーライナーを標準装備

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中の荷物を衝撃から守るウレタンライナーを標準装備している。ウレタンライナーは軽量かつ速乾性を持っている。

アルミケースにウェアを収納して走ると、走行振動で擦れてアルミが摩耗し、黒い汚れが付いてしまうことがあるのだが、ウレタンライナーがあればそうした心配もない。

⑥開口部の剛性を確保するダブルフレーム構造

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剛性を確保し、内装をしっかりホールドするため開口部は「ダブルフレーム構造」となっている。

⑦上ぶた内側に収納スペースが出現!

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上ぶた内側を収納スペースとして使えるマルチポケットが2024年輸入の商品から標準装備される。

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マルチポケットは着脱式で、トップケースを開くと上ぶたの端面と面位置となるので、ポケットの中のものが取り出しやすい。

マルチポケットの裏にも荷物が収納でき、仕切りとしての役目も果たす。

⑧多彩な外装デザインはラッピングによるもの

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クーケースのアルミトップケースは、塗装ではなくラッピングで仕上げられている。シルバーやブラックも、ペイントではなくラッピングによるものだ。

だからこそ、多彩なデザインを再現し、ペイントに比べてより軽量に仕上げることに成功している。

⑨庫内の荷物をホールドする「X-band」

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2024年輸入商品から庫内で荷物が暴れるのを抑える「X-band」が標準装備される。

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X-bandは中心部のバックルでワンタッチで脱着可能。次に紹介するクーケースの新商品「トローリー」は、ケースを立てて持ち運ぶので、このX-bandが非常に役立つ。

注目の新製品トローリー!

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20241月に発売予定のクーケース「トローリー」は、バイクに積載するときは普通のトップケースとして使えて、バイクから降ろして持ち運ぶ際はキャスター付きのスーツケースのように使える斬新な新商品だ。

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ハンドルは伸縮式で完全に収納することができる。

 

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ツーリング先でバイクから荷物を降ろして、宿泊するホテルの部屋に運ぶようなシチュエーションなどでは、トップケーズごとキャスターで転がして持っていけるので、非常に便利だ。

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キャスターはダブルタイヤで小回りが利く静音タイプ。
取り外し式となっており、専用の収納袋に入れてトップケース内に保管する。

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価格は74000円(税抜)となる。
外寸サイズ : 380x420x375(HxWxD) 重量:本体5.75Kg ベースプレート1.3Kg 合計7.05Kg (キャスター別) キャスター0.8Kg

 

独自性光るクーケースに注目!

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他のトップケースに比べて独自性の高い特徴を有するクーケース。愛車に装着するトップケース選びに迷っているならば是非、候補に入れてみてはいかがだろうか。

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