「オーヴァーレーシング OVER RACING」機能性の向上と美しいデザインを有するオーバーレーシングのカスタムパーツ群

レースから公道まで機能美を追求するオーバーレーシングのカスタムパーツ
1982年に設立されたオーヴァーレーシングプロジェクツは「オリジナルのレーシングマシンを創る」という目標を掲げ、84年には初のオリジナルフレームのマシンOV-01を完成させる。
それ以降、オリジナルフレームの自社開発を続け、国内外のレースに挑んできた。

現在、OVフレームは44機を数えるまでになり、同社の歴史や蓄積された技術力の象徴的存在となっている。
OV-43は、昨年よりテイストオブツクバ(TOT)に参戦。先ごろ行われたKAGURADUKI STAGEでも確かな存在感を見せつけた。

開発工場にはOVフレームの治具が鎮座していた。
そうしたOVフレームの特徴が“機能美”である。
機能を突き詰めた先に見えてくるデザインは、ひとつひとつの形状に意味を持っている。
この機能美はオーヴァーレーシングの市販向けパーツにも通底する特徴で、開発チームは常に機能の先にあるデザインを捉えるべく奮闘しているのだ。
オーヴァーレーシングのパーツは、ビッグバイクからミニバイク向けまで豊富な製品ラインナップを誇っており、早いスピード感で続々と新たなパーツが登場している。
それを実現するための“キー”となるのが自社工場だ。
各工場で生み出されるオーヴァーレーシングのカスタムパーツ
オーヴァーレーシングの本社敷地内には3つの工場が稼働しており、開発部門、マフラー製造、アルミパーツ製造など各部門に分かれている。

その規模や設備は国内アフターパーツメーカーの中でもトップクラスにあるのは間違いない。

アルミ削り出しパーツに関しては、バックステップ、ステムキットなどの比較的小さなパーツからスイングアームやホイールといった大物パーツまで自社製造されている。工場内にはマシニングセンタがずらりと並び、フル稼働している。


続々と新パーツを生み出す開発部門

開発工場のリフトにはバラエティ豊かなバイクが並んでいた。

テイストオブツクバに参戦しているマシンOV-43のメンテナンスが進んでいた。OV-43はオリジナルフレームにZX-10Rのエンジンを搭載したレーサーだ。
無から有を生み出す開発力
自動化やデジタル化が日進月歩で進む製造の現場だが、実物の製品の開発には職人の技を欠かすことはできない。

取材時は、CC110のアップフェンダーの開発が行われていたが、マスター型はなんと職人の手によるハンドメイドだ。

アルミ板4枚をつなぎ合わせ、完全手作りで立体に造形されたフェンダーは驚きの完成度だった。
アルミビレットパーツからマフラーまで綿密な開発が行われる
マシンの特性を見極めてパフォーマンスを伸ばすマフラー開発
オーヴァーレーシングといえば、まず思いつくのはマフラーだ。同社では創業当時より、マフラーの製造を行っており、そこから蓄積したデータやノウハウは現在の製品にも息づいている。
開発の端緒となるのは、マシンの試乗にある。新車ノーマルの状態でその車種ごとの個性を見極め、キモとなる部分が探られる。

同時に、シャシーダイナモで出力特性を見極めた上で、マフラーのコンセプトが決定されていくそうだ。
排ガスや騒音規制の中でノーマルを超えるパフォーマンスを得るマフラーの開発は容易ではないが、オーヴァーレーシングではノーマルマフラーの性能を超えることがまず基準となる。

そこから、高回転域の伸びであったり、低速域のトルク感、中速域のパワー感といった車種ごとの“キモ”となる部分をさらに高める味付けが行われるそうだ。
ハイパワーモデル以外へのパーツ展開も活発
また、OVER=レースというイメージは強いが、現在は小排気量モデルや中型シングル、ネオクラシックといったモデルのパーツ開発も活発だ。
創業者の佐藤健正氏は、スーパースポーツ一辺倒ではなく、クラシックバイクにも造詣の深い人物であり、自社でクラッシクバイクの整備や販売を行うショップ「moto-JOY」を立ち上げている。
オーヴァーレーシングのそのような社風の中、若い世代の開発スタッフは、新型車だけでなく、現在のバイク文化を形成してきた旧車や絶版車への理解を深めている。
そして、そうした目線を持って開発にあたることで、従来のオーヴァーには無かったような新たな切り口のパーツを生み出すことに成功しているのだ。

GB350用のスクランブラーイメージのアップマフラーなどがその好例と言えるだろう。
車種のキャラクターにより最適なポジションを探るバックステップ
オーヴァーレーシングのバックステップは、車種ごとに最適なポジションが検討されている。

ツーリングモデルであれば、長距離にも疲れづらく、その気になればスポーツも楽しめるようなポジションに。
スポーツモデルでは、公道においてもポジションに無理がなく、サーキット走行もしっかり楽しめるようなポジションに。
といったようにステップ位置が決められ、そこから4ポジションを選べるように設定されるのだ。
入念にユーザーのライディングシーンが想定されているのである。
好みや体型に合わせて可変できるスポーツライディングハンドルキット

ステップと同様、ライディングに大きなウェイトを占めるハンドルにも操作性を向上させる工夫が詰まっている。
スポーツライディングハンドルキットは、ハンドルの高さや絞り、垂れ角を調整できるため、体型や好みに合わせることができるのだ。
例えば、Z900RSのノーマルハンドルは高すぎるという印象を抱く人がも多いが、そうしたポジションを補正しつつ、なおかつ好みの位置に微調整できるのである。さらに、スタイリングの変化も楽しめるのも大きなポイントだ。
車体剛性と挙動のダイレクト感を向上させるサブフレーム

オーヴァーレーシングでは積極的にリリースしているサブフレーム。
ライディング時に足に干渉しづらい位置で、フレーム同士をつなぐ場所を探すのはかなり困難な場合もあるが、そうした制約の中で最適解が導き出される。
見た目と走りの向上を両立させるスイングアーム

ノーマルのスチール製から交換することで軽さ、見た目のスタイリッシュさ、剛性の向上など、様々な効果を見込むことができるオーヴァーレーシングのアルミスイングアーム。
幅や長さの細かなオーダーも可能で、ヘビーなカスタムファンの要望にも応える。
オーヴァーレーシングならではの“機能美”を持つスイングアームでマシンの印象はガラリと一変する。
オーヴァーレーシングのパーツを装着し“機能美”を体現するカスタム車
Kawasaki Z900RS

開発を進めるにあたり、スタイリングやライディングフィールの奥深さにだんだんと気付かされていったというZ900RS。
オーヴァーレーシングのパーツによって、さらにスポーツ性が高められている。
過度にきらびやかでなく、過度に渋すぎない、ネオクラシックモデルに最良のビジュアルにまとめ上げられており、Z900RSの魅力を深めている。
SESMIC-IV フルエキゾースト BLK Z900RS(23-)
Z900RSのイメージにマッチする80年代のカスタムシーンを想起させるマフラー。ブラックアウトされたエキゾーストパイプはステンレス製でサイレンサーはアルミ製。政府認証品マフラー(対応型式:8BL-ZR900K)
品番 | 25-712-04B |
価格 | 21万7800円(税込) |
BACK-STEP 4ポジション ガンメタZ900RS
ノーマルから40mm/50mmアップポジションへ移動させることで、操作性を向上。ステップバーには滑りにくい切削溝加工や大き目のオリジナルヒールガードが特徴となる。
品番 | 51-71-01GM |
価格 | 6万8200円(税込) |
スイングアーム タイプ11 Z900RS

目の字断面のアルミ角パイプをメイン素材としたスタビライザー付きスイングアーム。スイングアーム長、幅はノーマルと同一。純正マフラーの装着は不可。
品番 | 52-71-11 |
価格 | 22万円(税込) |
サブフレームキット Z900RS
剛性向上や転倒時のエンジンの保護を両立。ドレスアップ性も高く、まさに機能美を有するパーツ。別売りエンジンスライダー(OVER品番59-71-01)と同時装着もできる。
品番 | 56-71-01 |
価格 | 5万1700円(税込) |
スポーツライディング ハンドルキット Type2 SIL Z900RS/Cafe
トップブリッジとハンドルバー、クランプ、スペーサーがセットになったハンドルキットは、ポジション可変できる。オーヴァー製バックステップとの同時装着で理想的なポジションを実現する。
品番 | 55-71-12 |
価格 | 10万3400円(税込) |
アルミビレット マフラー/タンデムステー シルバー Z900RS
オーヴァー製マフラーだけでなく純正マフラーに対応。左右セット。写真はタンデムステップ スライダー SIL(品番:59-86-04 価格:2万8600円(税込))を同時装着している。
品番 | 36-71-02 |
価格 | 2万5300円(税込) |
スプロケットカバー チェンジアシスト付 シルバー Z900RS
ドレスアップ効果の高いスプロケットカバー。チェンジシャフトの軸受にベアリングを採用することで、シフトシャフトのしなりを抑制し、良好なシフトタッチを実現する。写真のフレーム部には「ピボットホールプラグ SIL Z900RS」(品番:57-71-04 価格:7480円(税込))を装着してる。
品番 | 57-71-11 |
価格 | 3万4100円(税込) |
モノショック R3 OVER×NITRON Z900RS(17-)
ナイトロンと共同開発されたフルアジャスタブルリアショックは、コンプレッションが高速と低速の両方で調整可能。さらに車高調整もできる。ブロンズのカラーはカシマコートによるもの。
品番 | 87-71-01 |
価格 | 24万5080円(税込) |
Honda CT125

新生ハンターカブの持つヘビーデューティなイメージをそのままに、各所にアルミ削り出しパーツを装着し、上質さがプラスされたCT125。アウトドアやツーリングでの利便性を高めるパーツも豊富だ。
オーヴァーレーシングのパーツでCT125がもっと楽しくなるだろう。
SSEメガホン アップマフラー CT125(20-22)(23-)
オーヴァーのスポーティなイメージを持ったアップタイプマフラー。マフラーと一体となったヒートガードなど高いデザイン性を持っている。また、ツーリングシーンを想定し、中~高回転域で伸びやかなパワーフィールを実現している。
品番 | 16-061-01 |
価格 | 9万6800円(税込) |
ダウンチューブ BLK CT125(20-22)(23-)
バックボーンフレームのCT125のフレーム剛性を向上させるオーヴァーとして初のダウンチューブ。パウダーコート仕上げでオフロードでの跳ね石などにも強い。また、スライダーを装備しており転倒時のダメージ低減効果も高い。
品番 | 56-06-01B |
価格 | 5万9400(税込) |
CT125(20-22)(23-) ボックスマウントステー
開発陣の遊び心が詰まった、通称“ホムセン箱”を純正キャリアに装着するためのステー。ボルトで直留めするよりも高い剛性を見込むことができる。
品番 | 61-06-02 |
価格 | 6050円(税込) |
スイングアーム タイプ6 mini スタビ無 CT125(-22)(23-)
楕円アルミパイプを採用し、ノーマル比 約1.3kgの軽量化を実現したスイングアーム。適度なしなりと剛性、強度を持ち併せており、走安性を向上させる。シルバーとブラックペイント、ブラックガンコートペイント仕上げの3種類から選ぶことができる。
品番 | 52-06-210 |
価格 | 7万4800円(税込) |
タンデムグリップ BLK CT125(20-)
タンデム時や取り回し時に効果を発揮するタンデムグリップ。ブラックアルマイト仕上げとなる。
品番 | 53-06-02B |
価格 | 1万2100円(税込) |
ワイドスタンド パウダーブラック CT125(-22)
ノーマルのスタンドの先に装着することで不整地や荷物を多く積載した際の安定性を向上。ノーマル比3倍の接地面積を確保している。
品番 | 65-06-01PB |
価格 | 7700円(税込) |
ハンドルライザー BLK CT125(20-)
ハンドル位置を上方&前方へ移動させることができるハンドルライザー。ポジションが窮屈さを解消し、ロングツーリング時の快適性を確保する。
品番 | 55-06-01B |
価格 | 2万7500円(税込) |
Honda DAX125

昨年発売されるやいなやすぐに人気4ミニの仲間入りを果たしたDAX125。
オーヴァーレーシングのカスタム車は可愛らしいルックスの中にも、高品位かつ走りのパフォーマンスアップを果たすことに成功している。中でも、注目はオリジナルのアルミホイールだ!
GP-SIX ホイールセット BLK 2.70/3.50-12 GROM(21-)/DAX125(22-)
ノーマルに比べて軽量かつ高剛性のGP-SIX ホイール。バネ下重量の低減により、サスペンションの動きや加減速時のレスポンス向上など、様々な効果を得ることができる。また、高品位な仕上がりでドレスアップ効果も非常に高い。
品番 | 82-223-20B |
価格 | 18万7000円(税込) |
DAX125 GP-PERFORMANCE XL
品番 | 16-123-08 |
価格 | 11万円(税込) |
ダウンチューブ BLK DAX125(22-)
フレーム取り付けマウントにアルミ削り出しパーツを用い、最適な強度を実現したサブフレーム。25mmx25mmリブ付きアルミ角パイプを素材としている。左右セット。
品番 | 56-123-01B |
価格 | 5万3900円(税込) |
BACK-STEP 4ポジション BLK DAX125(22-)
既存製品であるGROM、Monkey125のデータを元に開発されたバックステップは、可動部にはベアリングを採用するなど、高い完成度を誇る。
品番 | 51-123-01B |
価格 | 7万3700円(税込) |
スイングアーム OVタイプ スタビ付/STD DAX125(22-)
スタビライザーを持った迫力のアルミスイングアーム。高剛性と適度なしなりを併せ持っており、走りのパフォーマンスを飛躍的に向上させる。
品番 | 52-123-211 |
価格 | 8万5800円(税込) |
豊富なラインナップでカスタムが楽しめる!
新しいバイクを手に入れたら気持ちが盛り上がり、どんどんカスタムを楽しみたいものだ。そんな時に矢継ぎ早に登場するオーヴァーレーシングの豊富なパーツラインナップは、ユーザーにとって非常に嬉しいものである。
また、カスタムパーツをオーヴァーレーシングで揃えることで、機能的にもビジュアル的にも相性の心配がない点もポイントだ。
オーヴァーレーシングの機能美を持ったカスタムパーツでカスタムを楽しんでみてはいかがだろうか。
オーヴァーレーシングプロジェクツのウェブサイトはこちら!