ヘルメットのシールドの曇りを即解消!過酷な北の大地で実証された貼るだけ簡単な曇り止めシート

冬場や雨天のライディングでライダーを悩ませるのがシールドの曇りだ。路面状況の悪い中、視界が奪われれば、転倒や事故のリスクが高まるだけでなく、疲労にも直結する。だからこそ、シールドの曇り対策に気を配りたい。
曇りを抑えるには内側に曇り止めケミカルの塗布やピンロックシートの装着などの方法がある。しかし、ケミカルは小まめな塗り直しが必要になるので手間がかかるのが難点。
一方のピンロックシートはメンテナンスフリーだが、対応の専用シールドしか装着できないことに加え価格の高さもネックになっている。
コストパフォーマンスに優れ確実に曇りを除去するRun Windの「曇り止めシート」

Run Windの「曇り止めシート」の特徴
- 二重サッシ構造で確実に曇りを抑制
- 長期間曇り止め効果が持続
- ほとんどのヘルメットに装着可能な高い汎用性
- 3分割の剥離紙で簡単貼り付け
- リーズナブルな価格設定
ヘルメットのシールドの内側に貼り付けるだけで確実な曇り止め効果を発揮するRun Windの「曇り止めシート」は、ネット通販のみを販路に年間約3万枚を販売するヒット商品だ。製品を開発したのは株式会社 MLS代表の長屋孝治氏である。

自身もライダーである長屋氏は、前職の都合で約5年間北海道で暮らした経歴を持っている。その中で休日はツーリングを楽しんでいたそうだ。
国内随一のツーリングスポットとして広く知られている北海道だが、西部と東部ではまったく天候が異なり、ツーリング中には気温が急に下がったり、突然の雨に見舞われるようなライダーにとって過酷な一面を持ち合わせている。
そうした環境下では日常的にシールドの曇りが発生するのは避けられず、長屋氏を含めて周辺のバイク仲間にとっても頭の痛い問題だった。

その中で長屋氏が思いついたのが二重サッシの理論である。シールドとシールドの隙間に空気の層を作ることができれば、曇りを抑制できると考えたのだ。そうした経緯を経てRun Windの「曇り止めシート」は開発された。
-20℃以下で実証された防曇力

こうして製品化されたRun Windの「曇り止めシート」は、-20℃以下となる厳寒地でもテストを実施。そこで優れた防曇力を発揮することが実証されている。まさに北の大地で鍛え上げられた製品なのだ。
ただし、ベンチレーションを完全に締め切るとヘルメット内に湿気を含んだ呼気が充満し、軽度の曇りが発生する場合があるので、少なくともベンチレーションを半開しておくことが必要となる。
3年以上の長期間曇り止め効果が持続
Run Windの「曇り止めシート」は3年以上効果が持続。使用環境によってはそれ以上使うことができるそうだ。メーカー各社がヘルメット耐用年数を3年程度と定めていることを考えると、それをカバーしていると考えられる。
90%以上のヘルメットに対応する高い汎用性

Run Windの「曇り止めシート」は、「ノーマルタイプ」と「ワイドタイプ」の2つのサイズを用意。その2種類でArai、SHOEI、OGKの国内3メーカーの他、90%以上の幅広いヘルメットに対応してしている。ただし、バブルシールドには非対応だ。
自分が使用しているヘルメットに対応するか否かはRun Windのウェブサイトから実寸大の型紙(ノーマル)・(ワイド)をダウンロードして確認することもできる。
日中の眩しさを低減し夜はクリアな視界!ツーリングライダーにおすすめの調光タイプ

紫外線に反応して変色し、日差しの眩しさを低減する調光タイプも人気を集めている。調光タイプはノーマルサイズと、ワイドサイズの両方でラインナップされ、セミスモークよりもやや薄めのスモークとなるのでトンネル内などでも良好な視界を確保。日が落ちれば色が消えるので、普通のクリアシールド状態となる。
曇り止めの効果はクリアと変わらないので、日中から夜間にかけて走る機会の多いツーリングライダーにはオススメだ。
3分割の剥離紙で簡単貼り付け

Run Windの「曇り止めシート」は、ピンロックシートのように取り付けのフックが必要がないので汎用性が高い一方、スマホの保護フィルムを貼るような若干のコツが必要となる。
ただし、剥離紙が3分割になっているので初心者でも貼りやすいのが特徴だ。ここでは、その貼り付け方法を簡単に紹介したい。
貼り付けに必要なものが同梱された商品内容

商品は曇り止めシートだけでなく、位置合わせ用の貼り付け台紙や拭き上げ用のクロスなど、貼り付けに必要なものが同梱されている。

まずはシールドを取り外し、表と裏の両面の油膜やホコリを落としておく。汚れが酷い場合は中性洗剤で水洗いする。次に付属の台紙の3箇所に位置決め用のテープを貼っておく。

ヘルメットにシールドを復元し、曇り止めシートの貼り付け位置に合わせてシールド外側に台紙を貼り付ける。これが貼り付け位置のガイドの役目を果たすことになる。

ヘルメット上部のパッキンから1cm程度下げるのが目安となる。

貼り付け位置が決まったら台紙を貼ったままの状態で再びシールドを外し、内側を付属のウェットシートで拭く。

続いて付属のグレーのクロスで拭き上げる。

清掃が終わったらシールド内側をよく確認し、ホコリが残っていたら付属のテープで除去する。

ここからいよいよ貼り付け作業に入る。3分割された剥離紙のうち、真ん中のみを剥がす。

シールドの外側に貼った台紙の中心線と曇り止めシートの中心線をぴったり合わせて貼り付ける。

中心位置が決まったら、左右の剥離紙を順に剥がして貼り付ける。

最後に付属のイエローのクロスを使ってブチルテープの部分を中心に軽く擦って圧着させれば貼り付け作業は完了。位置決めの台紙があるのでスマホの保護フィルムを貼るよりも簡単だ。

汎用性とコスパに優れ永続的にシールドの曇りを抑える

ライダーなら誰もが経験したことのあるシールドの曇り。その対策として有効となるRun Windの「曇り止めシート」は、気軽に試せる価格と90%以上のヘルメットに対応する高い汎用性を両立させている。
3年以上の防曇効果を見込むことができることを考えればコストパフォーマンスは非常に高い。さらに国内で検品を行っており、信頼性の面でも心強い製品だ。
クリアな視界で快適にツーリングを楽しむためにも是非愛用のヘルメットにRun Windの「曇り止めシート」を使ってみてはいかがだろうか。
Run Windの販売元である株式会社 MLSのウェブサイトはこちら!