「世界No1東レ製カーボンを使用した、話題のカーボンヘルメット」性能とコストパフォーマンスを両立したカーボンヘルメット! ASTONE アストン GT1000F「バイクニュースブログ はとやオンライン」
軽さと強度を兼ね備え、独特の織目模様を持つカーボンファイバーは、高性能パーツの代名詞です。
その用途は四輪レースの最高峰であるF1マシンに使われているほか、航空機やロケットなどの主要パーツとしても多用されています。
バイク用としては、70年代の後半からレーシングマシンの外装パーツとして使われたのを発端に現在はフレームやホイール、スイングアームなど車体骨格を構成するパーツなどにもカーボンが使われてるケースがあります。
そうした工業分野の最先端素材として進化が目覚ましいカーボンですが、パーツとして成形し、強度を実現するには、樹脂と組み合わせて真空状態のままで高温による熱処理が必要となるため、生産するには十分な設備とノウハウが欠かせません。
そのため、カーボンパーツは高性能だが高価なのが一般的でした。
※「アストンカーボンヘルメットは、世界No1東レ製カーボン材料を使用しています。
軽量、高強度でヘルメットの素材としても使われているカーボン
バイク用ヘルメットとして最優先されるのが安全性です。そのため、レースの世界では頭部をすべて覆うことができるフルフェイスヘルメットの装着がマストとなります。
しかし、フルフェイスはジェットヘルメットやハーフヘルメットに比べると重いのが弱点で、従来のABSやFRPなどの素材に比べて軽量なカーボンはより最適な素材といえます。
ABS樹脂は耐衝撃性に優れ、成形が容易で塗装も可能となるため、ヘルメットの素材として採用されていますが、重量や強度の面ではカーボンに軍配が上がります。
FRPはガラス繊維と樹脂の複合素材で、軽量で強度に優れますが、耐久性の面ではやはりカーボンにはかないません。
そこで、市販向けとしてカーボンヘルメットが注目を集めることになりましたが、これまではコストや生産の難しさ、さらに国内の安全基準がハードルとなり、特に市販用としては普及してこなかった歴史がありました。
カーボンヘルメットのメリット
軽量・高剛性
カーボンファイバーは同じ強度の金属と比べても重量が軽いのが特徴です。特に前傾姿勢のライディング時には頭部の重さを支えるために体力を消耗することになり、疲労が集中力をスポイルすることになります。
だからこそ、軽量なカーボンヘルメットを着用するメリットは少なくありません。
高い安全性
レースの世界ではバイクの足回りにカーボンパーツが使われていることからわかるとおり、カーボンパーツは金属よりも高い衝撃吸収性を持っています。そうした性能がヘルメットにおいてもメリットとなります。
デザイン性
カーボンの美しい織目は見た目にもスタイリッシュです。そのため、カーボン調のステッカーやペイント、FRPをベースにカーボンシートを貼った製品などもあります。カーボンには他の素材には無い美しさを有している点も大きな特徴です。
スタイリッシュかつ高性能!抜群のコストパフォーマンスを実現したカーボンヘルメット GT1000F
フランスでデザインされるスタイリッシュなヘルメットブランド「ASTONE」のラインナップの中でも、今最も注目を集めているのがカーボンヘルメットGT-1000Fです。
カーボンファイバーのシートは手作業で張り込むため、織目を揃えるのは難しいですが、GT-1000Fは仕上がりの美しさを実現しています。
その織目が際立つのが“イリジウムカラー”です。
特殊なクリア塗装によってカーボンの織目を透過しながらも、見る角度によって青や緑、紫に妖艶に色味を変える独自塗装で、唯一無二の存在感を確立しています。
カーボンヘルメットだからこそ実感できるGT-1000Fの軽量感
実際に手で持ってみると想像以上の軽さに驚く人も多いGT-1000F。
バイザーを除いたメーカー発表の重量は1250±50gとなり、国産メーカーのフルフェイスよりも軽量なのは間違いありません。
実重量差はわずかとなりますが、そのわずかの違いが長距離のライディングに効いてくることになります。
また、頭部の重量が軽いことで首を振った目視による安全確認などの動作も軽快です。
エアロダイナミクス性能
スポーツヘルメットらしいシャープなフォルムのGT-1000Fは、エアロダイナミクスに優れており、走行中の風切り音も少ないので快適なツーリングを楽しむことができます。
ヘルメット内に走行風を取り入れるベンチレーションを備えており、頭部と口元、後頭部のそれぞれに走行風の導入口と排出口を備えています。
ツーリングの快適性を高める装備
アストンのヘルメットはほとんどのモデルにインナーバイザーを装備しており、それはGT-1000Fも例外ではありません。
日中から夜間にかけてのツーリング時にもクリアシールドへの交換の必要がないのが大きなメリットで、左手で簡単に出し入れできます。
内装は脱着式なので、汗をかいたときには外して洗うこともできます。
ノーズガードを備えており、メガネやシールド内側の曇りを抑制します。
大型のチンガードを装備しており走行風の巻き込み風を防ぎます。
あご紐はスポーツモデルらしいDリング式。バイクのヘルメットホルダーを使う際にも便利です。
抜群のコストパフォーマンス
アストンのヘルメットは、卸売業者、流通業者を介さずに、ユーザーに商品をダイレクト販売することでコストの圧縮に成功。
バイク用ヘルメットメーカーの中でもトップクラスのコストパフォーマンスを誇っています。
GT-1000F イリジウムカラーの価格は3万円台前半となっており、ヘルメットの素材としては最高峰のカーボン素材を採用していながらFRP製ヘルメット並みの価格を実現しています。
「2024年発売予定!!」カーボン素材を採用したシステムヘルメットが登場!アストンRT1500(カーボンヘルメット新製品)
フルフェイスヘルメットの持つ安全性や静粛性、防風性能。
ジェットヘルメット(オープンフェイスヘルメット)の持つ解放感や容易な着脱性。
その両方のメリットを兼ね備えるのがシステムヘルメットです。
システムヘルメットは特に長距離を走るツーリングライダーに愛用者が多く、各ヘルメットメーカーから様々なシステムヘルメットが発売されています。
そんなシステムヘルメットですが、唯一のネガとも言えるのがヘルメットの重量です。
チンガードと帽体部分とが別部品となるため部品点数が多く、さらにチンガードを開く可動部を持つため、一般的なフルフェイスヘルメットに比べて重量が重くなりがちなのです。
ヘルメットの重量が重ければ長期間の着用で疲れやすくなるのは避けられません。
また、チンガードの可動部、シールドの可動部をヘルメットのサイドに備えるため、どうしてもヘルメットのフォルムが大きくなる傾向があり、デザイン的にスッキリしないケースもあります。
軽量なカーボン素材を採用したシステムヘルメットRT1500
レースの世界で使われ始めたカーボンヘルメットは軽さと強度を兼ね備えており、今は一般市販向けヘルメットにも普及が進んできています。
ただ、帽体とチンガードをそれぞれカーボン素材で成形することは、難しいため、これまでシステムヘルメットにはあまり採用されてきていませんでした。
ABS樹脂とカーボンファイバーのハイブリッド素材を採用
アストンから新登場したRT1500は、チンガードにABSを採用し、カーボンとのハイブリッド素材とすることで、コストを抑えつつチンガードの剛性を確保しています。
フルフェイスヘルメットと変わらぬスマートなシェイプ
RT1500は、システムヘルメットでありながらフルフェイスヘルメットと違わぬスマートなフォルムを持っています。
これなら、フルフェイスからの買い替えでも違和感無く愛用できそうです。
大胆かつ印象的なグラフィックが入っていますが、クリア塗装の下にはしっかりカーボンの織り目が見えます。
エアロダイナミクスを意識したフォルム
ヘルメット後頭部が隆起しており、空力を意識したフォルムを持っています。カーボンヘルメットでありながら複雑な形状なのが特徴となっています。
上部の左右にはエッジが走っていてデザイン上のアクセントとなっています。
最大の魅力はその軽さ!
RT1500の重量はバイザーを含まない状態で1430g±50gとなり、国内メーカーのフルフェイスと比較しても遜色ない軽さとなっています。ここにカーボンヘルメットのメリットがあるのです。
ヘルメット後方にはRT1500の名前が刻まれます。
開閉式ベンチレーションを装備
ヘルメット内部に走行風を導入することで快適性を保つベンチレーションを装備しています。
導入口は上部と口元の部分にあり、シャッターで開閉ができます。
排出口は後頭部に設けられます。
カーボンヘルメットRT1500のチンガードのオープンは片手で可能!
アゴの部分の赤いボタンを押し込むことでロックが解除され、チンガードをオープンすることができます。
ライディンググローブをした状態でも押しやすいように大型のボタンとなっています。
インナーバイザーを標準装備!
太陽の光が眩しい場面で役立つインナーバイザーを標準装備しています。クリアシールドとスモークシールドを付け替える必要が無いので、ツーリングには非常に便利な装備となるのは言うまでもありません。
出し入れはヘルメット左下のレバーで片手で行うことができ、信号待ちのタイミングなどで簡単に操作できます。
チンカーテンは調整可能!
ヘルメット下から走行風が入り込むと、目が乾燥して視界が悪化したり、ヘルメットが持ち上がって頭部が不安定になったりすることがあります。
かといって、全く風が入らないとヘルメット内が蒸れたり、眼鏡やシールド内側が曇る原因となったりします。
RT1500のチンカーテンは調整式なので、走行風の導入量の調整が可能です。季節や走行シーンに合わせて、好みの位置で固定できます。
ヘルメット内装にも細やかな気遣い
ヘルメット内装は脱着式なので、汚れたら外して洗うことができます。
チークパッドは「グラスフィット」なので、メガネの着脱がしやすく、ヘルメット装着時もツルの部分で圧迫されません。
あご紐はDリング式で高い安全性を確保。車体ヘルメットホルダーも使えます。
カーボンヘルメットの軽さと剛性を持つシステムヘルメットRT1500は、ツーリングの利便性を高める様々な装備が満載されており、多くのツーリングライダーにおすすめです。
まだ、カーボンヘルメットを使ったことがないという人は、はじめてのカーボンヘルメットとして注目してみてはいかがでしょうか?