【KAWASAKI純正オイル】カワサキオイル交換に役立つオイルの違いや選び方、お得なオイル通販情報などをご紹介!冴速、冴強、R4、S4 「バイクニュースブログ はとやオンライン」

カワサキ純正オイル4つのラインナップでバイクの好調を維持!

バイクの定期メンテナンスの中でも最もサイクルが頻繁なのがエンジンオイル交換です。

エンジンオイルの交換を正しいサイクルで行ったか否かでエンジンコンディションが大きく左右されるのはもちろん、走行距離を重ねていくと好調エンジンとそうでないエンジンの差は顕著になっていきます。

だからこそ、メーカーが定めるタイミングで適切なオイル交換を行うことは非常に重要です。

カワサキの純正オイルとは?

 エンジン開発時は純正オイルが使用され、あらゆる状況下でテストが行われることになります。だからこそ、メーカーが定めた純正オイルへの信頼性は高く、安心して使うことができるのです。

ここでは、4種類のカワサキ純正オイルの違いとそれぞれの特徴を解説します。

カワサキのオイルラインナップは

部分化学合成油の「Kawasaki S4」と「Kawasaki R4」。

全化学合成油の「冴強」と「冴速」となります。

 

4種類のオイルを性能を表す指標となる「API規格」に当てはめると下図のようになり、バイクやユーザーのニーズに合わせたバランスの良いラインナップとなっていることがわかります。

 

 

サーキットを走るハイパワー大排気量エンジンにも対応する「冴強」と「冴速」

 

純正オイルは汎用性が高く、コストを重視したものが一般的です。

しかし、超高性能エンジンであれば、オイルもそれに見合った性能のものがおすすめです。

そんなニーズに応えるのが純正でありながら、高い性能を有する「冴強」と「冴速」なのです。

カワサキとエルフの共同開発で誕生した「冴強」と「冴速」は、ワールドスーパーバイクで戦う「カワサキチームグリーン」のテクノロジーがフィードバックされた市販用エンジンオイル。

100%化学合成油で、オイルのカラーがライムグリーンなのも大きな特徴となっています。

特にカワサキのフラッグシップモデルであるスーパーチャージドエンジンを搭載したNinja H2シリーズやスーパースポーツモデルのZX-10R、超高回転型エンジンのZX-25Rなどにおすすめのオイルです。

高温下でも抜群のエンジンプロテクト性を発揮する「冴強」

エンジン内に厚い油膜を形成し、各パーツを保護する「冴強」。

 

高温、高負荷側の粘度を50番に設定することで、夏場や空冷エンジン、大排気量エンジンにも最適です。

過酷な条件下でも良好なシフトタッチを保ち、エンジンノイズや振動低減を実現します。

オイルのグレードを表す「API規格」では清浄性能・耐磨耗性に優れる「SM」グレードに相当し、カワサキ純正オイルの中でも最も高性能に位置します。

冴強を実際に使ったユーザーのレビュー

 空冷エンジンを労わる狙いで購入。オイルの色はカワサキグリーンでビジュアルも良く、オイルは熱ダレもなく、ニュートラにもすんなり入るようになりました。

サーキット走行においての潤滑・冷却はMOTUL 300V2と遜色なく、充分な性能が体感できました。

負荷が掛かった時の油温上昇はゆっくり穏やかな感じで、日陰や下り坂になると直ぐに油温が下がる。メカノイズが大幅に低減し、油膜が厚く、摺動部がしっかり保護されている感じを受ける。

低温から高温下まで最適な油膜特性で低フリクションと高耐久を両立した「冴速

 

 エンジンオイルはエンジン熱によって、粘度が低下し油膜が保持しづらくなりますが、冴速は高温下でも粘度の低下を抑え、エンジンを保護するとともに、良好なシフトタッチを保つことができます。

オイルの粘性抵抗を抑えることで、低い油温時から良好なエンジンレスポンスを発揮します。

さらに、蒸発損失が低いのも特徴で、オイルの減りを抑えることができるため次のオイル交換タイミングまで安定した性能維持が期待できます。

API規格では「SL」グレードに位置し、オイル劣化防止性能の向上が特徴となっています。

冴速を実際に使った方のレビュー

低温でもサラッとしててスムースに注入できました。緑がカッコいいです。 

シフトがスコスコ入るのとエンジンがとても滑らかに回るようになって振動が減りました

ギア抜けが頻発するので悩んでしましたが、冴速を入れてみたところ、ギア抜けは減り、シフトの入りが良くなりましたし、エンジンのレスポンスも向上しました。

性能とコストを高次元でバランスさせた「R4」と「S4

二輪用エンジンオイルに求められる性能にプラスしてせん断安定性、熱安定性、酸化安定性を有するカワサキ純正オイル「R4」と「S4」。

街乗りからツーリングまであらゆるシーンで、春夏秋冬を問わず安心して使うことができます。

カワサキのマシンには1000ccオーバーのモデルから125ccの小排気量車まで、すべてのモデルで指定のオイルとなっており、定期メンテナンス時に選べば間違いありません。

特に常用回転域が高くないW800Z650RS、ミドルクラスのNinja400Ninja250などにおすすめのオイルとなります。

ただし、趣味でサーキット走行をしたり、高速道路を使ったロングツーリングを頻繁に行うような場合は、さらに高性能なオイルが推奨されます。

高回転、高温下でも安定した性能を発揮し高いエンジン洗浄性を持つ「Kawasaki R4

エンジンパーツに負荷のかかる高回転時にもすぐれたせん断安定性を発揮する「R4」は発熱量の大きい大排気量モデルや日常的にエンジンの高回転域を多用する小排気量モデルに最適です。

また、高温洗浄性添加剤が配合されており、燃料によって発生したカーボンやスラッジの堆積を抑え、エンジン内部をクリーンに保つことができます。

API規格では「SJ」に相当し、蒸発性やせん断安定性にすぐれたオイルになります。

Kawasaki R4を実際に使った方のレビュー

ずっと純正オイル使っおり、年間1000km程度の走行距離なので、コストパフォーマンスも含めてR4を使っています

シフトの入り、エンジンのスムーズさ、メカノイズの低減などさまざまな効果があります。カワサキ車なら迷わず使用することをオススメします。

安いオイルが入っていたせいか、メカノイズがうるさいのでこちらのカワサキ純正を購入。乗ってみると、出だしはスムーズで走行中のメカノイズも収まりました。さすが純正オイルなだけあります。

カワサキS4のラインナップは20リッター缶、4リットル缶、1リットル缶の3種類となります。

オールマイティに使えるスタンダードオイル「Kawasaki S4

1000cc以下の排気量で、高回転エンジンでは無いモデル、さらにエンジンにあまり負荷のかからない中距離のツーリングがメインであれば、おすすめのオイルは「Kawasaki S4 です。

カワサキ純正オイルの中でも最もリーズナブルで、バイク用オイルに必要な性能は全て満たしており、多くのユーザーに愛用されています。

どんなオイルを使ったら良いかわからないという方は、まずはS4を使ってみるのがおすすめです。

API規格では「SG」に位置し、エンジンパーツの保護性能が高く、酸化安定性に優れています。

Kawasaki S4を実際に使った方のレビュー

物価高騰対策として、バイクメンテ費用もコストダウン。SJクラスからSGクラスへ。特に問題ありません。

いつもはR4でしたが、高回転エンジンのバイクでは無いのでお値段的な事もあり初めてS4に

カワサキ純正ですので 安心して入れられます3000kmごと交換でコスト的にも問題ないです。

カワサキS4のラインナップは20リッター缶、4リットル缶、1リットル缶の3種類となります。

オイル交換のタイミングはいつ?すべてのカワサキ車は6000kmごと!

 

10数年前までは、エンジンオイルの交換時期は3000km3ヶ月のどちらか早い方、オイルフィルターはオイル交換2回に1回のタイミングで交換するというのが、長く定説とされてきました。

しかし、エンジンパーツの加工精度や耐久性が向上し、さらにエンジンオイルの性能も向上したことから、現在オイル交換のタイミングはぐっと伸びて、カワサキの現行モデルはほぼすべてのモデルで、オイル交換タイミングは6000kmもしくは1年ごと、オイルフィルターはオイル交換3回に1回の交換が指定されています

これはスーパーチャージドエンジン搭載のNinja H2 SXから空冷エンジンのKLX230SMまですべて共通となっています。

ほぼすべての現行カワサキ車のオイル交換タイミング

 

ただし、これはあくまでメーカー指定の最低限度のオイル交換時期となるので、実際は乗り方やエンジンオイルの汚れ具合、シフトの入りなどを体感なども加味して、もっと早いタイミングでのオイル交換を行えば、エンジンのためにも良いでしょう。

エンジンオイルフィルターも純正がおすすめ

 エンジンオイルフィルターはアフターマーケット品も多く販売されていますが、一部の社外パーツはオイルフィルターのろ紙が少なかったりすることもありますので、純正を選べば間違いありません。

ただし、純正のオイルフィルターにはフィルター交換と同時に交換が必要なパッキンやOリング類が含まれていないので、別で準備する必要があります。

4種類のカワサキ純正オイルはすべてのカワサキ車に使うことができる

4種類のカワサキ純正オイルは、性能や価格などそれぞれ異なる特徴を有しますが、いずれもすべてのカワサキ車に使うことができます

ただし、乗り方や走るシーン、エンジンの吹け上がりやシフトの入りなどを踏まえて、最良のエンジンオイル選びは必要となり、高性能モデルにはやはり高性能なオイルがおすすめです。

それぞれの機種のオイル量などはカワサキのメーカーサービスデータが公開されています。

カワサキサービスデータのトップページからプルダウンで車種を選択。

 赤で囲んだ部分にオイル量が明記されます。

 

 

現在、さまざまなオイルメーカーから多種多様なオイルが販売されていますが、その中から愛車に最適で性能や価格も適正な商品を選ぶのは意外と難しいものです。

そんな時に純正オイルならば安心して選ぶことができ、性能も確かです。オイル選びに迷ったら、ぜひカワサキ純正オイルを使ってみてください。

カワサキ純正オイルで末永く好調なエンジンを!

※表示価格よりさらに5%OFFとなるお得なクーポンコードは、 カワサキオイル です!