東京浅草の木型職人が日本人の足に合った木型を制作!!“ジャパンフィット”モデルが登場!! スコイコの新しいライディングシューズMT016-2(JP FIT) 「バイクニュースブログ はとやオンライン」
スニーカーのような軽やかな履き心地とカジュアルなデザイン、さらにバイク用としての安全性や操作性を兼ね備えたSCOYCOのライディングシューズ。
すでに日本のライダーにも多く愛用されていますが、この度、日本人の足型に合わせた“ジャパンフィット”モデル「MT016-2(JP FIT)」が登場しました。
SCOYCO MT016-2(JP FIT)
今回登場したのは2つのカラー。
color:GRAY
color:BLACK
これまでのSCOYCOでは一部足に合わないという声も……
欧米市場をメインとしてきたSCOYCOはサイズ表記や足型も欧米仕様となっています。
そのため、日本のユーザーの中には「横幅が狭いのでワンサイズ上を選ぶと今度は前後で余りが出てしまう」といった悩みを抱える人が少なからず存在していました。
ユーザーの声を製品にフィードバックした“ジャパンフィット”ライディングシューズ
SCOYCOは企画、デザインから製造までを一貫して自社で行っているため、コストを抑えると共にきめ細やかな製品開発を得意としています。
そこへSCOYCOの輸入総代理店を務める「はとや」が日本ユーザーの声をメーカーに届けることで、今回の“ジャパンフィット”誕生が実現したのです。
日本人モデリストに木型のブラッシュアップを依頼
“ジャパンフィット”の開発は従来の木型を見直すことからスタートしました。
一般的に欧米人の足は幅が狭く甲が低い形状で、日本人の足は「幅広甲高」と言われています。
木型の基準は日本人向けの基本のワイズは「2E」となりますが、アメリカでは女性向けで「B」、男性向けで「D」というワイズが多く採用されています。
そうした背景のもとで、靴の木型モデリストとして豊富な経験を持つプロに依頼し、ワイズは2E設定とし日本のJIS規格に沿ったフォルムに修正を加えました。
また、従来の足型は踵から足首のラインが前方に向けて斜めに入っており、これがつま先の窮屈さを招く要因と判明。新たに肉付けを行って、ラインの見直しが行われています。
クッション性の高いインソールを新規に採用!
木型形状の見直しに並行してインソールのクッション性向上も図られました。
厚みや素材の見直しが行われ、従来よりも衝撃吸収性が高く、バイクに乗っていない時の歩行にも適したインソールを新開発。
日本人の足にマッチした履き心地を実現しています。
バイクに最適なディティールをそのまま継続採用!
新たな木型の採用により誕生した“ジャパンフィット”モデルですが、従来のSCYCOライディングシューズが持つバイクに適した機能やディティールはすべてそのまま受け継いでいます。
各部にプロテクターを内蔵!
見た目はスニーカーに思えるSCOYCOのライディングシューズですが、その内部には各部にプロテクターを内蔵しています。
くるぶしの部分には樹脂のプロテクターを内蔵。転倒時に路面に擦れたり、車体との間に挟まれてダメージを負うことが多いくるぶし周辺を効果的に保護します。
また、足首周りは厚めで高いクッション性を持っており、エンジン熱を足に伝えづらく、しっかり車体をホールドできます。
つま先にもプロテクターを内蔵。転倒時の保護だけでなく、シフト操作時にも効果を発揮します。
踵部分にもプロテクターを内蔵。アクシデント時のダメージを低減し、車体をしっかりヒールグリップしたい場面にも役立ちます。
ソールにはかかとから土踏まずのあたりにかけてスチールの芯が入っており、バイクのステップに荷重してコーナーリングするような際にもしっかりした剛性を発揮!
シフトやリアブレーキの操作時にもソールが変形して力が逃げることが無く、ペダルを支点としてしっかりとした操作ができます。
サイドジッパーで脱ぎ履きしやすい!
くるぶしまでしっかりプロテクトするために、すべてハイカットとなっているSCOYCOのライディングシューズ。
ハイカットは脱ぎ履きに手間がかかりがちになりますが、SCOYCOにはサイドジッパーが装備されています。
ジッパーが大きく開くので脱ぎ履きのたびに靴紐を結び直す必要はありません。
また、ジッパーのノブを覆うベルクロカバーにより、車体に引っかかったり、擦れて傷つくのを防ぐことができます。
シフトペダル部分に補強入り!
普通のスニーカーでバイクに乗るとチェンジペダルと擦れる部分のアッパーがすぐに傷んでしまいますが、SCOYCOのライディングシューズには補強が入れられており、永く愛用することができます。
しっかりと正確なシフト操作できることは、スムーズで安全なライディングに繋がります。
ジャパンフィットの登場でライナップが広がったSCOYCO
バイク専用のレーシングブーツや、ごついワークブーツは、ライディングには適していても、歩きづらいため、ツーリング先での散策に向いているとは言えません。
“ジャパンフィットモデル”のソールは従来のSCOYCOと同じく、フラット形状なのでスニーカーのように歩きやすく軽やかな履き心地を有しています。
また、高いファッション性を持ち、ライディングシューズとしての安全性と操作性を有するスコイコのライディングシューズは、ツーリングライダーから街乗りメインのライダーまで、幅広い層におすすめです。
“ジャパンフィット”が登場したことによりSCOYCOライディングシューズの魅力はさらに深いものになりました。
特に、幅広甲高の足で市販のライディングシューズが合わないといった悩みを抱くライダーはぜひご注目ください!
簡単スライド動画紹介はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=3wymrGTd5VE